滋賀県立膳所高等学校

しがけんりつ ぜぜこうとうがっこう
アバター
 

学校の概要


歴史

膳所藩の藩校・遵義堂の跡地に1898年(明治31年)に「滋賀県第二尋常中学校」として開校した旧制中学校を前身とする。2013年(平成25年)に創立115周年を迎える。


設置課程・学科

全日制課程 2学科

  • 普通科

  • 理数科



理数科では、数学の授業でクラスを二分割して指導したり、課題研究と呼ばれる理科の自由実験課題を課すなどしており、京都大学や滋賀医科大学との連携実験や野外実習や実習旅行も実施されている。




校訓

「遵義・力行」- 1998年(平成10年)に制定された。


校章

学校のシンボルツリーである彼岸桜の花弁を背景にして、中央に「高」の文字(旧字体)を置いている。これは旧制中学校時代の校章を継承したもので、中央の「中」の文字(=中学校)が新制高等学校発足に伴い、「高」の文字に変更された。


校歌

作詞・作曲ともに校歌作成委員会による。歌詞は3番まであり、校名は歌詞中に登場しない。


校舎

旧校舎が耐震基準を満たしていなかったために校舎全般の建て替え工事が行われ、2006年(平成18年)に本校舎の建て替え・体育館改修工事が完了した。新校舎においては、太陽光発電や雨水利用などの環境への配慮が充実しており、普通教室では新JIS規格の広めの机が設置され、教室背面には教室の幅と等しい大きさの特大黒板が設置された。また、最新鋭の天体望遠鏡、CAI(コンピュータ)教室、体育棟・屋上プール、中庭、セミナーハウス(合宿施設)なども設けられ、充実した学習環境が整えられた。 2007年度には、残る校舎側グラウンドが完成(それまでは体育・班活動などは少し離れた第2グランドで行われていた)し、これをもって建て替え工事の全工程が終了した。またこれに伴い、竣工式が開催され、周辺住民を新校舎に招待した。

最近のエントリー RSS

沿革

 
 
1898年
   
 
月1日 - 膳所藩校・遵義堂跡地に、「滋賀県第二尋常中学校」(旧制中学校)が開校。
 
1898年5月
   
 
開校式を挙行。以降、この日を創立記念日と制定。
 
1899年4月
   
 
中学校令の改正により、「滋賀県第二中学校」と改称(「尋常」が除かれる)。
 
1901年6月
   
 
「滋賀県立第二中学校」と改称(県の後に「立」が加えられる)。
 
1908年4月
   
 
「滋賀県立膳所中学校」に改称。
 
1943年4月
   
 
中等学校令の施行にこの時の入学生より修業年限が従来の5年から4年へ短縮される。
 
1945年
   
 
月 - 教育ニ関スル戦時非常措置方策による修業年限短縮施行の前倒しに伴い、4年生(昭和16年入学生)・5年生(昭和15年入学生)合同の卒業式を挙行。
 
1945年4月
   
 
授業を停止。勤労動員は存続。
 
1945年8月
   
 
終戦。
 
1945年9月
   
 
授業を再開。
 
1946年4月
   
 
修業年限が5年に戻る。
 
1947年4月
   
 
学制改革(六・三制の実施、新制中学校の発足) 旧制中学校の募集を停止(1年生不在)。
 
1947年4月
   
 
新制中学校を併設(名称:滋賀県立膳所中学校併設中学校、以下・併設中学校)し、旧制中学校1・2年修了者を新制中学校2・3年生として収容。
 
1947年4月
   
 
併設中学校はあくまで経過措置として暫定的に設置されたため、新たに生徒募集は行われず(1年生不在)、在校生が2・3年生のみの中学校であった。
 
1947年4月
   
 
旧制中学校3・4年修了者はそのまま旧制中学校に在籍し、4・5年生となった(4年修了時点で卒業することもできた)。
 
1948年4月
   
 
学制改革(六・三・三制の実施、新制高等学校の発足) 大津市内の旧制中等教育学校5校(県立3校(膳所中学校・大津高等女学校・大津商業学校)と市立2校(高等女学校・女子商業学校))が廃止される。
 
1948年4月
   
 
併設中学校は新制高校に継承され4月に旧制中学校へ最後に入学した3年生のみとなる。
 
1948年4月
   
 
この時、膳所高等学校には全日制課程 普通科と通信教育部(普通科)が設置される。
 
1949年
   
 
月31日 - 併設中学校が廃止される。
 
1949年4月
   
 
高校三原則に基づく滋賀県内公立高校の再編が行われる。 上記3校が廃止・統合され、総合制の「滋賀県立大津高等学校」が発足する。旧・膳所高等学校(膳所中学校)校舎は「東校舎」となる。
 
1952年4月
   
 
公立高校の再編により、滋賀県立大津高等学校が東西に分離される。 東校舎に普通科(全日制課程・通信教育部)をまとめ「滋賀県立大津東高等学校」と改称。西校舎に商業科と家政科をまとめ「滋賀県立大津西高等学校」と改称。
 
1956年4月
   
 
「滋賀県立膳所高等学校」(現校名)に改称(再)。この時、滋賀県立大津西高等学校は滋賀県立大津高等学校に改称。
 
1960年7月
   
 
校舎の改築が完成。
 
1978年11月
   
 
体育館を改築。
 
1986年3月
   
 
校舎1号館の増改築が完成。
 
1989年3月
   
 
校舎2号館 家庭科棟の改築が完成。
 
1995年3月
   
 
通信制課程を廃止。
 
1997年4月
   
 
理数科を新設。全日制課程2学科体制となる。
 
1998年
   
 
月16日 - 校訓「遵義・力行」を制定。
 
1998年11月
   
 
創立100周年記念式典を挙行。
 
1999年
   
 
月18日 - 第2グラウンドが完成。
 
1999年11月
   
 
トレーニングハウスが完成。
 
2000年3月
   
 
第2グラウンドの管理棟が完成。
 
2002年8月
   
 
文化財調査により、グラウンドの下から禾津頓宮跡と見られる遺構が発掘される。
 
2006年
   
 
月31日 - 教室棟と管理棟が完成。
 
2006年2月
   
 
セミナーハウス(研修施設)「遵桜館」が完成。
 
2006年3月
   
 
体育施設棟(武道場・屋上プール)が完成。
 
2006年4月
   
 
文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクールの指定を受ける。
 
2007年
   
 
月27日 - 新体育館が完成。
 
2007年10月
   
 
第一グラウンドを整備。
 
2008年2月
   
 
遵義の桜(江戸彼岸桜)を植樹し、庭園が完成。
 

その他の特色

 
 
特色選抜
平成18年度から、滋賀県教委が実施している新たな入学試験制度・特色選抜において、膳所高校でもオリジナルの入試問題(小論文、総合問題Ⅰ・Ⅱ)が出題されている。平成19年度特色選抜においては、定員が120名の中、倍率は5倍を上回った(普通科)。 入試案内によると、学力検査の点:個人調査票(内申書)の点=7:3 とされており(平成21年度特色選抜。平成20年度は6:4。平成19年度までは5:5)、内申書よりも入試での得点が重視される。
学校行事
毎年7月の第2木・金・土曜日には湖風祭(文化祭(1,2日目)・体育祭(3日目))が開催され、生徒はマスゲーム・アーティスト(校内装飾)・ビジュアル(映像製作)・クラスや有志の発表など様々な部門ごとに分かれ取り組んでいる。
アクセス
  • 京阪石山坂本線 膳所本町駅より徒歩3分
  • JR西日本琵琶湖線 膳所駅より徒歩10分
著名な出身者
本校では毎年創立記念日(5月13日)に国内外で活躍している卒業生を招き、教育講演会を実施している。
学者
  • 山本健慈 - 和歌山大学学長
  • 藪田貞治郎 - 東京帝國大学教授、文化勲章受章、日本学士院会員、ジベレリンの発見
  • 岡田清孝 - 京都大学名誉教授、自然科学研究機構・基礎生物学研究所所長
  • 塚本善隆 - 京都大学教授
  • 饗庭孝男 - 青山学院大学名誉教授、仏文学者、文芸評論家
  • 長尾真 - 京都大学元総長、国立国会図書館長、日本語における自然言語処理の第一人者
  • 小島健司 - 神戸大学教授
  • 福本知行 - 金沢大学大学人間社会学域法学類准教授
  • 上野直人 - テキサス大学MDアンダーソンがんセンター教授、米国腫瘍内科医、米国一般内科医、チーム医療、患者学の第一人者
文化
  • シュウゾウ・アズチ・ガリバー - 現代アート作家
  • 種村直樹 - 鉄道ライター
  • 横山プリン - 放送作家
経済
  • 井狩彌治郎 - 大丸元社長(1963~84年)
  • 長戸大幸 - ビーイング(音楽製作会社)創設者
  • 市木良次 - 青木あすなろ建設社長
行政
  • 梅沢節男 - 元公正取引委員会委員長、国税庁長官、大蔵省主税局長
  • 的場順三 - 元国土事務次官、元内閣官房副長官(事務担当)、元大蔵官僚
  • 塚本弘 - 元ジェトロ副理事長、元通商産業省官房審議官、元ジェトロNYセンター所長
  • 成宮治 - 全国中小企業団体中央会専務理事、元経済産業省官房審議官
  • 八幡和郎 - 評論家、元通商産業大臣官房情報管理課長
政治
  • 山田耕三郎 - 第20代大津市長、元参議院議員
  • 佐藤茂樹 - 衆議院議員
  • 中村鋭一 - タレント、元衆議院議員、元参議院議員
  • 西田善一 - 第19代大津市長
  • 三日月大造 - 衆議院議員
  • 越直美 - 第23代大津市長
その他
  • 野村正育 - NHKアナウンサー
  • 水野晶子 - MBSア